PowerShot G1 X Mark II

 ひねくれデジカメを始めたのが彼此9年前、「レフでなくてもええやんか!」と言っていたら、いつの間にか「デジタル一眼」という言葉も定着しました。先見の明あり。えへん。
 ちょっとマニアックなカメラ手に入れ、ちっちゃいのやGPS付きのも手に入れ、とは月日は流れていき、そして、高級カメラの代名詞のような「(レンズ交換式)一眼レフ」を超える、いわゆる「コンデジ」、すなわちレンズ交換できないカメラも増えてきました。

 実は、これに触ったとき、一目惚れしてしまいました。

 フルサイズの一眼レフ用撮像素子をコンテジと変わらないボディに収め、単焦点ながら最適化されたレンズと組み合わせる、こんな大胆なデジカメは今までなかたものの、正にこのときに思っていたものです。面白いように被写界深度がコントロールできる、すなわち前後をボカシたりシャープに締めたりできる、こんな面白いカメラはありませんでした。
 でも、ちょっと高いんだよねぇ、やっぱりズームは欲しいんだよねぇ、と思っていたら、カウンターパンチ ズーム全域で開放F2.8!、DSC-RX1に0が付くだけだがら当然光学系以外はDSC-RX1と同じ?と思っていたら、撮像素子はちょっと小さい1型。しかも手に取ってみると、ちょっとした一眼レフよりも大きくて重い。(>一眼!)
 なぁんだぁ、レンズは立派でもコンパクトでないと意味がないんだよぇ、と思っていたら、カウンターパンチ ズーム全域で開放F2.8!、アプリと連携してGPS情報も記録できる、しかもコンパクト、と思っていたら、撮像素子はちょっと小さい1/1.7型。ん?この数字、どこかで見たことがあると思っていたら、これらと同じでした。
 なぁんだぁ、改良されてはいるものの、写真を撮る基本スペックは10年近く前に手に入れたのと大して変わらないのかぁ、と思っていたら、登場 開放F値F2-3.9の大口径レンズ、1.5型の大型撮像素子、小さくて軽いとまでは言わないけどそこそこコンパクト、アプリと連携してGPS情報も記録できる、と欲しかったものが見事に揃った真打登場でございます。

 3月13日発売で、直販では約9万円ちょいから、ここでは約8万円からスタート、やっぱり高いねと思いながら、出張帰りに寄ってみた某カメラ量販店で値札を見たら85,500円(税込み)ポイント10%。おっ、安くなってる!

「これ、まだ発売されたばかりだから高いんですよねぇ。幾ら位になります?」
「はい、正直、まだ値段は下がるかもしれません。ですが、先週末よりはお求めやすくなりました。ご検討されていました?」
「RX10だと大きいし、STYLUS 1だと物足りないし、と思っていたところで、なかなか良さそうなので...でも、まだ高いですよねぇ。」
「ちょっと勉強させてください。お待ちいただけますか?」
と一旦店員さんが裏へ...
「お値段はこれで勘弁してください。ただ条件があるのですが、ポイントは15%にさせていただけます。その条件は、○o○○○○Sooooカードを作っていただければということでして...」
「えっ、そのカード持っているんですけど。」
JCBのカードをお持ちですか?でしたらVISAのカードでも構いません。ポイントは共通にできます。」
「年会費は年1回クレジットを使えば無料ですよね。」
「はい、そうです。」
...もうこれ以上クレジットカードは要らないんだけど、作っても減るものでもなし、15%ということは12,800円近くということで、実質は72,700円ぐらい、これならこれから多少値段が下がっても、損した気はしないなぁ...
「では、お願いします。」
ということで、買ってしまいました。

じゃじゃーん!

開封の儀

黒づくめ

同梱品は意外と質素

本体、取説、バッテリー、充電器、ストラップ、以上!

ディスプレイは常にむき出しなので、もらったばかりのポイントで保護フィルムをゲット。

というわけで、本体!
意外とずっしり、質感はなかなかです。

撮影が楽しみです。