PowerShot G1 X Mark II試写!その1

 というわけで、ちょっと撮ってみました。と言っても、まだ満足に触れる時間もなく室内の造花ですが...

 ボケがコントロールできるのはお見事。巷で言われている通り、絞り開放で柔らかくなりますが、これはフィルム時代の一眼レフでは当たり前だったこと。デジカメでは簡単にシャープネスの画像処理が出来てしまうので、カリカリと閉まった画に触れがちですが、意図次第でコントロールできるのは悪いことではないかと。

 それより気になるのが、やはり電動ズーム。DiMAGE A200を選んだ理由の一つには、マニュアルズームというのもありました。レンズをグルッと回して画角を選べる方が遥かに早く、電動ズームはなかなか思ったところで止められません。
 また、フォーカスは半押ししながらレンズのリングを回せば、AF状態からでも簡単に微調整できるのですが、半押ししながらレンズを回すというのは意外とやりにくく、せっかくピントを微調整しても半押しから指を緩めがちで...まぁ、慣れの問題かもしれませんね。
 あと、わかってはいたんですが、ボディが重い割にグリップが小さいので両手持ちが必須です。グリップを大きくして使いやすいリストストラップがあれば機動性を上げられそう。純正のグリップは高い割にあまり大きくなさそうなので、サードパーティに期待。

 こんな造花でなく、早く本物の花を取ってみたいものです...